スタッフブログ / イベント情報
もう早いもので、2017年が始まって1ヶ月が過ぎようとしています。新年度に向けて、お子様の習い事にスイミングを、とお考えの方もいらっしゃると思います。当クラブでは2.5歳からお子様を1人で集団指導に受け入れております。「そんな小さいのに1人でだいじょうぶ??」という方もいらっしゃると思いますが、当クラブは各スタッフが、年齢によって異なるお子様の『発育・発達・心理を理解し、授業や指導の中で活かしています。
例えば親御さんから離れられずに泣いているお子様がいたとします。そういった場面の際には、もちろん場合によりけりですが、お客様からすると
「そんな抱えて無理やり連れて行くの??」であったり・・・
「プールサイドでずっと泣いているのに、どうして何もしてくれないの??」であったり・・・
お客様からしたら、「なんで!?」という事例が多々あります。本日は、こういった『実は』をコラムとして少しでも多くのお客様に知って頂ければ、と思います。
特に、2.5歳~3歳のお子様についてはとかくこの「お家の人から離れると泣く」でお悩みになられている方もいると思います。ただ、発育・発達理論を学んでいるものからすると「泣くのは当たり前」です。まだ生活社会が「お家の人全て」であるこの年代の子達は、「親離れ」はできない年代にあります。だから泣くのは当たり前で、中には授業の1時間泣きっぱなしなんていうお子様もいらっしゃいます。でも、この年代のお子様は、「目の前の環境にすぐに適応する」という特徴があります。
ですので、たとえプールサイドに来て、泣いていたとしても「何か興味を引く、楽しい場面」が目の前で繰り広げられると、お家の人と離れて寂しい、悲しい気持ちを徐々に忘れていきます。そして、3歳頃からは「集団に属したい」気持ちが芽生えてきます。しかし、「集団には属したいけど、1人遊び(1人でしたいことをする)をする」という、まだ自己矛盾を抱えた心理段階にあるので、多くの3歳の子は「皆とは遊びたがるのに、皆と同じことはしない」ので「わがままやきちんとしていない」ように「見えて」しまいます。
もちろん、すべてのお子様がこうではありませんし、その心理状態にも差があります。ただ、こういうことを「分かった」指導者が対応するのと、「分かっていない」指導者が対応するのと、どちらがいいのかは目に見えて明らかです。ですので、先ほどの2つの指導者の対応は・・・
●「そんなに抱えて無理やり連れて行くの?」 → 目の前の環境に適応できる能力があるので、「年代的に難しい親離れ」より「プールの楽しい環境に適応させる」方が効果的だからです。
●「泣いているのに、どうして何もしてくれないの?」 → 「集団に属したいけど自分のしたいようにしたい気持ち」があるので、プールには来れる、でもプールは入りたくない」というような心理がはじめは働くので無理やりプールには入れません。まずはプールサイド座らせて「集団には属させて」、今の目の前の環境を「自分のしたいように(今は悲しくて泣きたいので泣きながら)」見せて慣れさせます」その間は、指導者が何を働きかけても効果がありませんのでまずは落ち着くまで待ちます。(もちろん泣き止まない子もいますが、ここは個人差です・・・)そこから、おもちゃなどで興味を引くことに対して少しずつプールに誘導していき、最後には笑って帰ることができるというお子様も多いです。その日1日でできるようになるお子様もいれば、何週間何ヶ月とかかる子もいますが、このようなことを、何回も繰り返すと必ず慣れます。
当社グループでは、こういった「お子様の適切な発育・発達を促進できる指導もご提供できる施設」へとレベルアップできるよう現在、取り組んでおります。「新しいスイミングスクールの形」を目指してまいりますので、不安を抱えているお客様は是非一度当クラブのスイミングスクールの「一味違う」部分を肌で感じてみてください。皆様のご体験お待ちしております。
当クラブでは、体操教室を行うスペースが限られていますので定員を設定しております。
年度変わりの時期は、様々に生活スタイルが変化するお客様が多数いらっしゃいますので
以下のように、ご案内をしております。ご確認くださいますようお願いいたします。
詳細は→ 2017taisouiketuke.pdf (0.17MB) をクリック・タップにてご覧下さい
(PDFファイルで展開します)
なお、現在当クラブの在籍されているお客様には、1月組の授業内でも紙面にてご案内しておりますので
お子様からお受け取りください。