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2011-06-07 14:25:00

 

 前回、色々なブリッヂについてお話いたしました。

 

 今回は、柔軟体操のお話です。柔軟体操は、どんな運動・スポーツ・武道においても、必要な要素の1つと言えます。

 

柔軟性をつける目的は、もちろん動きの幅(可動域)を広げる為ですが、「怪我をしにくくなる」為でもあります。

 

 いくら筋力が強くても、身体の柔軟性がないと関節の可動域が狭くなり体が上手く動かせない状態になります。特に体操では必要不可欠な要素の1つになってきます。

 

 

 

 

 器械運動では、マット・跳び箱・鉄棒という代表的な3種目で行う技を練習する過程の中で肩・手首・腰といった所は柔らかくならざるを得ないので上半身の柔軟性は勝手に(勝手に、は多少強引ですが^^;)身に付きやすいです。

 

主な部位としては、太もも周りの筋肉群(特にもも裏)、股関節ですね。

1つずつ代表的なものをご紹介していきます。実は、大人の筋肉こそ柔軟性が必要と言えるので是非お子様と一緒に、ご家庭で行ってみてはいかがでしょうか(^^

 

 

 

 

・長座前屈(もも裏・腰の柔軟)

 

 

 両足を揃えて、前方に伸ばし上体を前屈させます。膝が伸びたままいけるところまでいくのがポイントです。

 

身体を足の方向(下方向)へ倒す人が多いですが、つま先方向に上体を前に伸ばすように倒す事が重要です。

 

ですので、押してあげる場合は背中ではなくて、腰を前方に押してあげましょう。もちろん、膝が曲がると何にも効果が無くなりますよ(><)膝の力は抜かないように…

 

 

 

 

・開脚前屈(股関節・横加重方向の柔軟)

 

 

大きく足を開いた後、膝を伸ばしたままで前屈します。

 

長座前屈と同じように膝が曲がってしまうと意味のないものになるので、膝を伸ばす力を入れたまま。

 

無理に頭を下につけようとせずに、体を前方に伸ばすように倒していきます。足を大きく開く方が重要です。

 

 

 

 

・だるま前屈(股関節・縦加重方向の柔軟)

 

あぐらをかくように、足の裏と裏を向き合わせた状態で前屈します。

 

この柔軟は誰かに押してもらう方が効果は高いです。ただ、おでこと足が離れないようにしたまま自分で膝・足を押す事もできます。

 

足を押した時、押された時に、頭が上がってこないよう気をつけましょう。

 

 

 

 

 

 

 

主な上記、3つは必ず行うようにしています。特に、太もも裏の筋肉が固いと「膝が伸ばせません」。

 

膝を伸ばして、力を入れ続ける事(体の締め)が体操は重要なので、こういった柔軟も不可欠と言えます。また機会があれば色々な柔軟体操をご紹介しようと思います。

 

 

 

今回は写真だけです ^^;)

 

 

 

また次回お楽しみに…。