スタッフブログ / イベント情報

2012-05-22 16:48:00

こちらの都合ですが、やっと4月からのクラス変更やクラス異動も一息つき、また定期的にHPで体操の情報を更新できるようになりそうです。当体操教室はスペースの関係上、定員を設けていますので進学や進級によってクラスが変わる際には人数調整を行っています。

 

また名前も新たにコラム名も、こっそりからひっそりに(笑)変え、体操の情報について更新していこうと思います。

 

体操と聞くと、どうしても「難しそう…」と構えてしまいますが実際にどんな練習をしていくのかを毎回何か1つ取り上げて、ご紹介していこうと思います。

 

体操は何も、ばく転や宙返りができるようになる事ばかりが目的ではなく、「運動機能を上げる」事が大事です。

 

そうする事で、結果ばく転や宙返りといった事が出来得る事になるので、体操の練習はまず技の練習よりは筋力や柔軟性、バランス力、体操感覚といった要素を含む「運動機能を上げる為の練習や運動」を反復して行います。

 

 

そこで、今回は「背倒立」のお話です。

撮影に協力してくれたのはスカイハイクラスのみんなです。ありがとう!

 

文字通り背中の逆立ちです。一見、簡単そうに見えますが、腹部の力が入っていない子はお尻が上がりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これも写真のように、段階があり、まずは手で腰を押さえてもいいのでお尻を上げたまま止まります。力が入ってきたら、手の支えなく上げる、それもできたら背中まで持ち上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、足を閉じさせる力を入れ続ける為にこんな風に手を足の間に入れて、手を上に引き上げ続けて「手を逃がさないように足をずっと閉じ続けろよ~」なんていう「体を締めて固くする力」という事も並行してよくやります。

 

 

 

 

足を持ち上げる為の力は、「下腹部の力」を養います。これができないと後転もままなりません。この背倒立を元にして、今度は手でマットを押させながらお尻・足を高く上げる練習をします。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆりかごや倒れ込み等呼び方は様々ですが、こういった練習を反復する事が重要になり、決して「後転をできるようになる為に、できない後転(技)の練習ばかりをしてもできるようにはなりません。」体操はこういった「力の入れ方・力の出し方・体の動かし方(運動感覚)」を養うスポーツでもあります。

 

ですので、体操は他のスポーツや運動に応用が効きます。お子様が大きくなってきて「このスポーツがしたい」となるまでは体操教室という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。