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2012-09-23 17:00:00
9月の逆上がり教室が終わりました。鉄棒で一番のポイントはやはり筋力です。本日はそれもふまえた上で、鉄棒のお話です。
様々な要因がありますが、やはり一番は筋力不足です。正確に言えば、
自分の体重を持ち上げられるだけの筋力を出し続けられない
子は、嫌い・苦手におちいり易いです。プラス器械運動の中でも鉄棒だけは、乱暴な言い方をすれば、ごまかしがききません(><
一概にそうとは言えませんが、一般的には自体重の多い子や体の大きい子が鉄棒運動をこなす為には、自分の体の重さを持ち上げられるだけの相応に強い筋力が必要となります。
ただ、現実問題として、
筋肉・筋力が本格的につき始めるのは中学生ぐらいからなので自体重の多い子はやはりできない事が多くなり、苦手になってしまいがちです。
もちろん幼少期の運動神経がしっかりと発達していれば、その面もカバーはできますが・・・
その次の要因が、様々な恐さです。いくら筋力がついたとしても、高さや回る、速さや逆さま・・・といった感覚に対する恐怖心があると、どうしても技の頭打ちがきてしまいます。
こういった神経感覚は、逆に幼少期(5才まで)に慣れて恐さをとっておかないと、
(感覚を作っておかないと)大きくなってからではなかなか先にある難度の高い技の習得は困難になります。
こうもりになったり、ゆれたり、ぶらさがったり、よじのぼったり、回してもらったりといった事をたくさん鉄棒で遊んでいると、上手になります。
逆上がりができるようになりたい!なんていうお子様も、まず技の練習なんかよりもこっちの方がはるかに大事です。是非、近所の公園で写真みたいな事を小さい頃から遊ばせてあげてください。