スタッフブログ / イベント情報
みなさんこんにちは。
うえむらコーチです。
いよいよ本日から子どもレッスン中の観覧を再開致します。
営業再開から約2ヶ月が経ちその間練習していたお子さまの様子を
見ることをとても楽しみにされていると思います。
HPやお子さまに配布しましたガイドラインをもう一度ご確認していただき
安全対策にご協力をお願い致します。
では、今回のエピソードです。
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子ども水泳で難しい泳ぎといえば「平泳ぎ」です。
他の泳法と違い足首を曲げる等の複雑な動きや「ノビ」をとりながら泳ぐなど
力任せにがんばっても進まない泳法となっています。
わたしのクラスに在籍するEさんも平泳ぎに悩まされています。
当クラブの進級基準では平泳ぎ習得クラス(黄色帽子)は23級~16級まで
となっています。現在21級のEさんはキックの形を習得中です。
平泳ぎは足首を曲げたままキックすることが重要です。
ですが普段の練習でEさんかなかなか足首を曲げたまま維持ができませんでした。
形は覚えているのですが動かし始めると力が抜けてキックをしてしまう、いわゆる「あおり足」の状態です。
毎週練習はしているのですがなかなか上手くいきません。
わたしは「ゆっくり動かせば出来るようになるよ」と伝えていましたが、Eさんの悩みは消えず
どんどんと練習する表情が自信を失くしているように見えていました。
今日こそEさんが出来るように練習しようとわたしが思っていたある日のことです。
わたしはまずEさんをプールサイドに座らせ、自分で確認しながら感覚を覚える練習をしました。
・・・出来ています。
次にプールの壁を掴みながらキックの練習をしました。
・・・出来ています!
では、短い距離をビート板を持って泳いでみます。
・・・出来ています!!
なんとあれだけ苦労していたキックがその日は上手にできていました!
「Eさん!出来てるやんっ!すごいやんっ!」と伝えるとすごく嬉しそうな顔で
「家で練習してん!」と言ってくれました。
Eさんは自宅に帰った際に自信がない顔をお父さんやお母さんが見て、
「どうしたの?」と聞くと、「平泳ぎが出来ない」と答え自宅で練習してきてくれたみたいです。
それ以降あおり足となることはなくなり、Eさんの表情にも自信が戻っています。
わたしはきっとこのままどんどん成長してくれると感じた場面でした。
皆さんもぜひレッスン後、「今日はどうだった?」とお子さまに聞いてあげてください。
楽しかったことやコーチとの会話を話してくれたり、悩みを伝えてくれるかもしれません。
お子さまが健やかに成長できるようにわたしたちは楽しいレッスンを行うように心掛け、
悩みを解決できるように練習しています。
もし、おうちに帰ってからお子さまの悩みや苦手としていることを保護者の皆様が
聞き、解決方法に困った場合はぜひわたしたちコーチへ知らせください。
全力でサポートします!!