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こんにちわ、本日のブログは、ちょっと前からバズっていた「ハンドクラップダンス」にようやく(15分バージョンですが笑)手を出し始めた まんどころ コーチが担当します!
楽曲がノリノリで楽しいですが、中々にきついので続くかどうかは不明です・・・(;;
やっと雨模様だった天候も、晴れる日が出始めてきてようやく夏本番!となりそうですね。今年の夏は例年と違って気をつけることがたくさんありますが、短い夏休みだからこそ計画的に楽しんで、「濃い」夏休みにしてくださいね!
本日はコーチとして、この数ヶ月に体操教室のお子さまたちを見て、感じていたことをミニエピソードとともにお話したいと思います。
長い自粛期間と園や学校の休講、休業要請による各習い事の休講によって子ども達は、この約2~3ヶ月間はほぼ運動という運動はできない環境下にあったと思います。
そんな中、緊急事態宣言、休業要請が解除となったこの6月から授業を再開するにあたって一番心配だったのは、体操教室に在席している子どもたちの運動感覚と筋力や体力の低下でした。
しかし、実際は6月、7月の2ヶ月間の体操教室の子どもたちは決してそんなことはありませんでした。
一部となってしまいますが、印象的だった子どものエピソードをご紹介したいと思います。毎回男の子だったので、今回は女の子です(^^
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★月曜日 小3の女の子
昨年の12月に跳べていた木の跳び箱6段が 3月に跳べなくなっていたですが、この7月にまた急に跳べるようになっていました。
彼女は運動スピードはゆっくりなのですが、頑張ってマットの最終部分まで全力で走りきります。
そこで、お休み中に何かしていたかを聞くと「べつになにもしてないよー」とお気楽な(笑)返事でした(^^;
★水曜日 小2の女の子
この子は昨年の冬の短期教室から習い始めてくれた子ですが、その時には全く跳び箱も跳べず、後転も全く回れずでした。
この子のお兄さんも同じように短期教室から体操教室を始めてくれておりお兄さんの頑張っている姿を習う前から見続けていたので、お兄さんを見習い難しい事にもめげずに、一生懸命にやってくれる子でした。
この7月、あまりにもあっけなく(笑)後転も回れるようになり、跳び箱もやわらかい跳び箱ではない普通の木の跳び箱をまあこれもいともあっさり(笑)と「ポーン」と跳びました。
その子にも「何かしてたの?」と聞きましたが、「んーん、なんかできたー」と、こちらもお気楽な返事でした(^^;
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学校が休校の間に「腹筋してた!」「公園を走ってた!」「家で倒立や側転をしてた!」などとと話してくれる子もたくさんいました。
でも、こうやって「特に何かをしていた訳ではない」子達たちもしっかり体操ができたり、できなかったことができるようになっていました。
こう書くと、すごく特別なことのように思ったり、そういう子は元々できる子なんだと感じたりしがちですが、コーチ達にとっては、
この「今まで全くできなかった子が、急に、いきなりできるようになる」という現象(笑)は「あるある」なのです。
ただこの現象が起こりうるには、ある条件が必要不可欠です。
それは「続けること」です。はたもりコーチのブログでもありましたが、「休まずに続けること」の大切さです。
たとえ、今すぐ目に見えてできていなくても、「できるようになる為に積み重ねた練習や運動」は少しずつ少しずつ子ども達の中に蓄えられていっています。
難しいことやできないことって、そりゃ大人だってやりたくなくなります。ただ、私がよく子どもたちに伝えるのは「できないから練習するんやろー?」という言葉です。できるようになる為に練習をするのです。
でも、そこでめげずに「続ける」為には、「楽しさ」 と 「できる喜び」 をたくさん知っている必要があります。
当クラブでは、他のクラブでは類をみない「60級制度」という非常に細かく細分化された級制度を用いています。
この60級制度は、お子様に「できる喜び」を数多く体験してもらえることで「自分はできるんだ」という「自己肯定感」(簡単に言えば自信)を持ってもらえることを目的の1つとしています。
そしてそれをベースに私たちコーチは、今のお子様の状態を見極め、あえて目標級の練習項目より少し前の復習練習をさせたり、逆に目標級より先の事を予習させたりしながら
「できないことばかりを頑張れ!ではなく、その時点でその子ができ得ることを見極めて」
練習項目を設定します。
なぜなら、嫌になって辞めてしまったら「本当の意味でもうできなくなってしまう」からです。
(『あきらめたらそこで試合終了ですよ』のある有名な漫画の監督の名言をご存知の方は多分私と同世代ですね^^)
私が好きな「Dreams Come True」さん、いわゆる「ドリカム」の楽曲で「何度でも」という楽曲があります。苦労している子を指導している時は、この曲が私の頭の中でいつもまわっています(笑)その一節・一部分ですが、
「10000回だめで、かっこ悪くても、10001回目は何か変わるかもしれない。明日がその10001回目かもしれない」
いま、お子様が何かに苦労していてめげそうになっているというご家庭のみなさまも「お子様の10001回目」が少しでも早くくるように」コーチ達は日々奮闘しております。
8月組からは一部観覧も再開いたしましたので、こういったお子様の変化を是非、直接ご覧いただければと思います。
ではまた次回です!