みなさん、こんにちは。

はたもりです。

5月の進級テストが始まりました！！

　元気に練習、笑顔で合格！！

の合言葉通り子ども達は、いつも元気に水泳、体操を

頑張ってくれています。

子ども達の無邪気な笑顔には

私たちコ－チも癒されますし、 勇気づけられます。

さて、本日は水曜日の水色帽子に在籍するＨ君のエピソ－ドです。

Ｈ君は、現在バタフライの練習に取り組んでおり、

手と足のタイミングを合わせる練習をしています。

バタフライは、キックを2回打つ間に1回手を回す

タイミングで泳いでいきます。

Ｈ君は、どうしてもキックを3回打ってしまい、

おそらく頭の中ではわかっているもののタイミングが

合わず悩んでいました。

彼ができていないのはタイミングだけで、

手の動きも両手がしっかり水の上を通り前に戻すことが

できていますし、足もしなりのあるいいキックができています。

Ｈ君は1カ月間何度も何度もやり直しながら練習を頑張り、

その成果もあって少しずつ改善できてきてタイミングが

合うようになりました。

　準備は万全のはずだったのに・・・。

Ｈ君のテストが始まりました。彼には、スタ－ト前に

もう一度タイミングを伝えてからテストを始めました。

しかし・・・。

また、キックを 3回打って手を回すタイミングに戻っており、

25ｍ泳ぎ切り戻ってきたＨ君にもう一回チャレンジしようと

促しました。

2回目は・・・。

完全にタイミングがずれていました・・・。

「練習ではできていたのにどうして」という気持ちが

わたしにもおそらく彼にも出てきており、焦りがでてきました。

一度落ち着こう。

他の子ども達のテストを行い、再度Ｈ君のテストを実施いたしました。

そして、声掛けも少し考えました。

正しい動きはキックが2回、手が1回のタイミング。

Ｈ君はキックが3回、手が1回になってしまう。

わたしはキックを2回打つと伝えているが、3回打ってしまう。

ならば、1回だけ打ちなさいと伝えれば2回になるのかな・・・。

これをＨ君に伝え泳がせたところなんと成功しました。

もともと手や足の動きはよかったのでタイミングが合うことで

とてもきれいなバタフライを泳ぐことができました。

その後何回か泳いでもらいましたがＨ君は自信を取り戻し元気に

バタフライを泳いでくれました。

Ｈ君はあと1級合格したら紺色帽子になります。

次月もその調子なら大丈夫！！いっぱい練習して紺色帽子を

ゲットしようね！！

指導したことの受け取り方は子ども達にとって様々で

日々私たちは勉強させられています。今回のケ－スは本来の形と

違った方法でもそれが子どもにとってわかりやすいものであり

正しい形として自分のものとなるのなら、個別にならそのような

アドバイスもありかな、と改めて感じました。

夏休み短期教室申し込み受付中！！

 詳細はこちらのファイルよりご確認ください。

⇒ 夏休み短期教室2021年.pdf (1.13MB)