スタッフブログ / イベント情報
みなさんこんにちは。
うえむらコーチです。
いよいよ8月も終わりになってきました。
水泳の本格的なシーズンも終盤です。
選手クラスでは今年も多くの大会が中止となってしまいました。。。
合宿等のチーム活動も出来ずなかなか大変なシーズンを今年も迎え
選手たちはその中を懸命に練習に励んでくれています。
そして、今回はそんな選手クラスを卒業する1名の選手のお話です。
彼女は高校3年生となりました。
当クラブの在籍期間でいうと・・・12年。ほんとに長い間スイミングに通ってくれました。
わたしが彼女に出会ったのは7年前。まだ小学生のときでした。
少しおとなしめな第一印象。でもその頃から目標に向かってまっすぐ取り組む姿勢にこの子は良くなるな。
と感じたことを今でも覚えています。
わたしもウイングスに来て初めて選手クラスを担当しましたので彼女を育てることでわたしも選手活動を学ばせてもらったように感じています。
たくさんたくさん練習しました。
笑顔の日もあれば苦しい日もありました。
厳しく指導したり、時にはぶつかりあうこともありました。
日々水泳を通じて成長していく彼女の姿を誇らしく感じ、大会で結果を出してくれたときは少しだけ私も目が潤むときもありました。
それだけよくがんばってくれました。
中学生になり、高校生になりと大人に近づいてくるとだんだんとコミュニケーションも今までのようにいかず
なかなか苦労したときもあります。もしかするとまだそういう状況なのかもしれません。
わたしの経験不足からうまく指導してあげれずに申し訳ないなとも感じていました。
高校でも水泳部の彼女はそこでもしっかり練習して自己ベストもどんどん更新しました。
ほんと、速くなりました。
自身の目標に向けて努力し、今までやってきてくれたことをわたしも誇らしく感じます。
そんな彼女が今月で卒業します。
・・・寂しいですよ。そりゃ。
もっと一緒にがんばりたかった。
もっといろいろ教えてあげたかった。
より高い目標に向けて練習したかった。
卒業する子にはやはりそんな想いも浮かびます。
ですがきっと彼女はわたし以上に前を向いているでしょう。
新たな夢に向かって進んでくれるでしょう。そう信じています。
ですからわたしも彼女のような選手をより多く排出できるようにこれからも活動していきます。
感謝の気持ちを忘れずに。
卒業おめでとうございます。