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2021-11-24 15:00:00

みなさん、こんにちは。

はたもりです。

 

今朝は風が強くとても寒かったですね。

ついに真冬の防寒着で出社しました。

今年の冬は寒い日が多く、雪も多く降るとの

見方です。昨日の立花コ-チのブログにもありましたが

このあたりでも今年は積もるかもしれませんね。

雪が降ると車やいろいろ大変な部分もありますが、

積もったら景色が一変。普段見慣れた町もとても

きれいに見えます。たまには、それもいいかもしれませんね。

 

さて、先日保護者の方からこんな質問を受けました。

「12月末で退会を検討していますが、水泳を辞めたら

 泳ぎを忘れてしまうのは・・・。」

 

結論から言うと子ども達が学習し一度体で覚えたことは

忘れることはありません。ただし、覚えたてで、まだ

習得まで至っていない泳ぎは忘れてしまう可能性はあります。

そのお子様は、水色帽子を卒業して4泳法をすべて習ったので

ということでしたが、平泳ぎ、バタフライはまだ練習を

開始してから日は浅く、紺色帽子で最終的に個人メドレ-を

目指しながら、全泳法を復習し何回も反復練習をすることで

習得できるようになります。せめてそこまで練習を続ける

ことをお勧めしますと伝えました。

 

今回のケ-スは水泳を辞めた場合、泳ぎ方を忘れるのでは・・・。

という不安でしたが、ただそれ以上に

可能であれば水泳を長く続けていただきたい理由があります。

水泳を続けることで、お子様の発育発達において多くの利点があり、

逆に悪影響を及ぼすことは全くありません。

①神経系統の 発育、発達促進

 子どもの発育、発達において特に幼児、児童期は神経系統が

著しく成長していきます。水泳は、体が地面に接することなく

浮いている状況下で体を動かします。そうすることで体幹を

使い自分の体をコントロ-ルする必要があり、自ずと脳と筋肉を

結ぶ運動神経を使うことになります。自分の体がどのような

状態になっていて、思うようにコントロ-ルする力

空間認識能力が高まります。この能力は、今後どのような

スポ-ツをする場合でも必要なものであり、特に球技は

この力を必要とします。その鍛錬の意味合いでも4泳法を

習得したのちでも定期的に水泳の練習を行い、その力を

養い続けることで子どもが本来持っている最大限の能力を

発揮できるようになります。

 

②呼吸筋の発達

 まず水泳は呼吸を鍛えることができます。

日常生活の中では、呼吸を意識して行う場面が少ないと思います。

しかし水泳では意識しないことには呼吸ができません。

また陸上とは違い、口で吸って鼻から吐くといった具合に

日常とは全く反対のことをしています。

また、水圧がかかっていますので水の中に体が入っている状態で

立っているだけでも大きく呼吸をしないと胸郭が広がらず

呼吸がしにくい状況です。なので、初めての人にとっては

少し息苦しく感じるかもしれません。でもその環境下で

呼吸を繰り返し行うことで、呼吸を司る筋肉(呼吸筋)が

鍛えられ、その結果空気を取り込む力、吐き出す力が強くなることで

体が強くなります。たくさん空気を吸い込むと酸素もたくさん

体内に入ります。それをしっかりと血中に溶け込ませ、体全体の

細胞に運べるようになります。また吐き出す力が強くなることで、

細菌やウイルスなどが体内に侵入してきたときに体外へ押し出す力もつきます。

呼吸筋を鍛えることでたくさんの体にとってよいメリットを手に入れる

ことができます。

 

水泳は、水泳技術だけでなく体にとっても非常にいいもので

体力がつき、成長にも良い影響を及ぼします。

1級以降もマ-ベラスに至るまでポイントを積み重ね、

その上はエキスパ-トコ-ス、選手コ-スと続いてまいります。

ぜひ、私たちと一緒に末永く水泳を楽しみましょう!!

 

☆冬休み短期教室早期割り終了まで残り1週間!!

 早期割日は、11月30日までです。参加予定の方はお早目に!! 2021年冬休み短期教室.jpg