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2010-09-09 09:03:00
教室では今月、跳び箱をやっています。そこで、今回は跳び箱のお話です。 

初めはあたっても痛くない柔らかい跳び箱で練習して、大きく跳べてきたら木の跳び箱で跳びます。当クラブは8段まで用意しています。8段にもなってくると身長と同じくらいって子もいます(^^;


跳び箱の開脚跳びというより、どんな跳び方でも跳び箱運動は3つのポイントに分けられます。

①踏切り 
助走~跳ぶ前までです。跳び箱は、踏切りの時点でほぼ跳べるか跳べないかが決まります。

②空中姿勢
字のごとく、跳んでいる時の空中での姿勢です。どの跳び方でも肩に体重を乗せる、体重移動が大事です。

③着地姿勢
跳び終わった後の形です。アクロバティックな技でなくても、跳び箱で一番大事な部分です。


園や学校でも、「跳び箱が得意!」という子もたくさんいるかもしれませんが体操教室を習っていなくて、跳べる子がおろそかにしてしまうのが、着地です。
怪我の大半は着地時ですし、何より上手く跳べていたとしても最後が決まらないと美しさに欠けます。

体操教室では、テストなんかでも、「跳べていても静止着地姿勢(着地後、両手を挙上して静止する)ができていないと不合格!」なんていう所がほとんどだと思います。それぐらい体操教室では着地を意識させます。当教室では初めに必ずこの着地姿勢から始めます。

こんな感じで、授業が始まって挨拶した後、「まずはバンザイポーズ!」

つま先立ちをさせて、「身体をまっすぐ上に伸ばす意識」を持たせます。
グラグラしないように(><)

次回は具体的にどこに気をつけて、どういう力が必要かをお話していこうと思います。お楽しみに・・・